小林小児科クリニック

予防接種

当院での予防接種

予防可能な病気は、予防してあげましょう!

その病気、ワクチンで防げます!

世の中には、予防できない病気がたくさんあります。
でも、予防できる病気もあります。
ワクチンで予防できる病気は、ワクチンを接種して予防してあげましょう。
ワクチンは「転ばぬ先の杖」です。
かかってからでは遅いのです。
「ワクチンさえ接種していれば・・・」ということにならないよう、
適切な時期にお子さんに接種してあげましょう。

ワクチン接種は生後2ヶ月から!

ワクチン接種は生後2ヶ月から!

当院では早め早めの予防接種をお勧めしております。
生後2ヶ月になれば予防接種が可能です。
当院での標準的な接種スケジュールです。


生後2か月から4種混合ワクチンを接種できるようになりました(2023年4月~)
  • 生後2ヶ月・・ヒブ、肺炎球菌、4種混合、HB、ロタ
  • 生後3ヶ月・・ヒブ、肺炎球菌、4種混合、HB、ロタ
  • 生後4ヶ月・・ヒブ、肺炎球菌、4種混合、ロタ
  • 生後5ヶ月・・BCG
  • 生後7ヶ月・・HB

ワクチンの接種間隔のルール(令和2年10月1日から変更になりました)

  1. 「注射の生ワクチン」の接種後27日以上の間隔をおかなければ、次の「注射の生ワクチン」の接種を受けることはできません(変更なし)。
    (BCG、MR(麻しん風しん混合)、おたふくかぜ、みずぼうそう などの注射生ワクチン同士の場合は、27日以上の間隔をあけます)
                   
  2. それ以外のワクチンの組み合わせでは、日数制限はなくなりました。自由な間隔で接種することが可能になりました。

    ※新型コロナワクチンは、インフルエンザワクチンとの接種間隔に制限はなくなりました。 但し、インフルエンザ以外の他のワクチンについては前後14日以上間隔をあけなければなりません。(令和4年7月22日発表)
           
           

ワクチン同時接種について

各種ワクチンの同時接種の勧め

たとえば、四種混合(DPT-IPV)とヒブと肺炎球菌を同時接種すれば、3回ほど来院して接種すれば一段落です。
しかし、バラバラに接種すると、9回も来院しなくてはなりません。

「同時にいくつも注射するなんて・・・」とで不安に思う気持ちは分かりますが、接種が一段落するまで時間がかかってしまうので、肝心の免疫が着くまでに病気に罹ってしまわないか心配です。

また接種回数が増える分、予約回数も増えるので、予約枠がすぐにいっぱいになり、早く接種をしたいのに、なかなか予約できなくなるという悪循環におちいっています。

同時接種は、日本以外の国では10年以上前から当たり前に行われています。
単に「何となく不安だから」という理由で、バラバラに接種して予防接種の終了を遅らせるのではなく、正しい判断と理解が大切です。

参考までに、全国の小児科の先生方が作った「VPD(ワクチンで防げる病気)を知って、子どもを守ろう」というサイトをお読みください。

NPO法人VPDのホームページはこちら

NPO法人VPD

スタートダッシュが肝心。生後2か月になったらすぐ始めよう

ワクチンの目的はVPDの予防です。とくに乳児は感染症に対する免疫が未発達のため、ひとたびかかってしまうと重症化しやすく入院が必要になったり、命にかかわったりする場合があります。VPDにかかりやすい時期になる前にあらかじめワクチンで十分な免疫をつけておくことが大切です。特にヒブ、肺炎球菌、ロタウイルス、B型肝炎ウイルス、百日せき菌による感染症は生後6ヶ月になるまでに、必要な接種回数を済ませておきましょう。
0歳児のワクチンには生後2か月になる前に接種できるものもありますが、全体のスケジュールや病気にかかるリスクを考えますと、初めてのワクチンは生後2か月の初日、2ヶ月の誕生日にはじめましょう。例えば、4月25日生まれの赤ちゃんなら、6月25日からはじめます。妊娠中から小児科をさがしはじめて、1ヶ月健診が終わったら実際に小児科に問い合わせをしてみると、2ヶ月からスムーズにはじめられますよ。
(know-vpdより引用)

早く免疫をつけるためには、同時接種が必要不可欠

生後6ヶ月までに受けたいワクチンは6~7種類(接種回数は15回以上)もあります。多数のワクチンを1本ずつ受けていては接種が遅れがちになり、確実にVPDを予防することができなくなってしまいます。保護者の方も毎週接種のため通院しなければならず、たいへんです。そのうえワクチンを後回しにしたためにVPDにかかってしまったら・・・。そのようなことのないように、一度に複数の免疫をつけられる同時接種をおすすめします。
「小さな赤ちゃんに複数のワクチンを接種して大丈夫?」保護者の方は不安になりますね。でも、安心してください。同時接種は、日本ではここ数年で増えてきたのですが、世界では当たり前のこと。欧米では生後2ヶ月の赤ちゃんに6種類のワクチンを接種しています。世界中の小児科医が同時接種を実施しているのは、予防接種スケジュールが簡単になり、接種忘れなどがなくなる(接種率があがる)だけでなく、早く免疫をつけるというワクチン本来の目的を果たすためには必要だからです。
(know-vpdより引用)

初めてのワクチンは、ヒブ+小児用肺炎球菌+4種混合+B型肝炎+ロタウイルス

ヒブと小児用肺炎球菌ワクチンは、細菌性髄膜炎を予防します。細菌性髄膜炎は生後6か月を過ぎるとかかる子どもが増えてきますので、生後5~6ヶ月になる前に初回3回の接種を済ませておくことが大切です。ロタウイルス感染症も生後5~6か月から増えますので、2回接種ワクチン(ロタリックス)では生後24週0日、3回接種ワクチン(ロタテック)では生後28週0日までに2回接種を完了させなければならず、生後2ヶ月の初日から(遅くとも生後14週6日までに)接種をはじめます。B型肝炎は母子感染の心配がないお子さんであれば生後2ヶ月の接種をおすすめします。
このように、初めての予防接種で5種類(4回は注射、1回は飲むワクチン)を受けるには、それぞれに理由があるからなのです。
(know-vpdより引用)

インフルエンザワクチンについて

       
2022-2023シーズンのインフルエンザワクチン接種は終了いたしました。 


日本脳炎ワクチンについて

日本脳炎の予防接種について


2022年3月17日から日本脳炎ワクチン接種の一部制限を解除しました。
ネットで通常通り予約可能ですので、ご利用ください。